味つきサックリ鶏天ぷら
から揚げとは違ったおいしさ!いろいろな薬味で
鶏肉といえばから揚げ、と思いがちですが、天ぷらころもで揚げるのもまたおいしいものです。大分県では、「とり天」という郷土料理として親しまれている料理だとか。いろいろな味つけがあるようですが、今回はめんつゆを使い、簡単に下味がつけられるようにしました。また、食べるときにもひと工夫。数種類の薬味を添えておくと、味に変化がついていくらでも食べられるおいしさになります。
材料 (3~4人分)
- 鶏もも肉
- 2枚(約500グラム)
- めんつゆ(3倍濃縮)
- 大さじ1
- ねぎ
- 1本
- しし唐辛子
- 5~6本
- 天ぷら粉
- 120グラム
- 冷水
- 1カップ
- 揚げ油
- 適量
- ●薬味
- レモン
- 適量
- カレー粉
- 少々
- 塩
- 少々
- かんずり
- 少々
作り方
- 鶏肉は一口大より少し大きめのそぎ切りにする。ボウルに入れ、めんつゆを加えてもみ込み、下味をつける。ねぎは長さ3~4センチに切る。しし唐辛子はへたを少し切り落とし、つま楊枝などで1本につき、1~2カ所穴をあける(そのまま揚げると、破裂する場合があるので、穴を数ヶ所あけておく)。
- 天ぷらころもを作る。天ぷら粉をボウルに入れ、冷水を加えて混ぜ合わせる。
- 揚げ油を中温(170度)に熱する。ねぎの水気をしっかり拭いて揚げ油に入れ、素揚げにする。続けてしし唐辛子も素揚げにする。2のころもに鶏肉を入れ、1枚ずつからめながら揚げ油に入れて、全体がこんがりとして、菜箸がスーッと通るくらいまで揚げて取り出し、油をきって皿に盛る。薬味皿に、カレー塩(POINT参照)、かんずり、くし形に切ったレモンをのせて添え、好みでつけていただく。
ポイント
天ぷらには下味がついているので、そのままや、塩だけでもおいしく食べられますが、薬味を変えるとまた違ったおいしさになります。写真は左から、カレー塩(塩にカレー粉を混ぜたもの)、かんずり(新潟県の特産品。赤唐辛子に米麹と塩を混ぜて発酵させた辛味調味料)、レモン。ほかに、粉山椒やゆずこしょうを添えたり、レモンのかわりにかぼすの果汁をふってもいいでしょう。
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