1000株を超える酵母バンクから選ばれた優等生と、
経験に裏打ちされた感性豊かな技術者が、
「いつ飲んでもおいしいビール」をつくります。
基本的にビールは、麦芽とホップという農産品と水からつくられます。サッポロビールの工場は、世界各国の優れた原料ばかりが集まってきますが、“ビールづくり”の主役は“酵母”。工場の技術者は、優れた原料からつくられた良質な麦汁から、おいしいビールをつくるため、ビール酵母の力を引き出すための条件と環境を整えるサポート役に徹します。
デリケートで気難しい酵母が期待される役割をきちんと果たして、“いつ飲んでも変わらぬおいしさ”の黒ラベルやヱビスビールが出来上がるよう、サッポロビールでは経験豊かな技術者が、ビールづくりの間は絶えず“五感”を働かせながら、酵母の働きを見守っています。
原料の持ち味を最大限に引き出して、“最終的にビールの香味を決める”といっても過言ではないビール酵母もまた、理想のビールを創り出すための様々な素質を備えたものであることが求められます。サッポロビールはビール酵母についても長年にわたり、その入手・選抜につとめて、現在では1000株を超える酵母をストックする世界的にも貴重な酵母バンクを保有しており、その中から新たな商品に合った優秀な酵母を供給しています。