おいしいビールができるまで
ビールは、製麦から始まり、仕込、発酵、熟成、ろ過と丹念な工程を経てつくられます。製麦とは大麦を発芽させて麦芽をつくることで、その過程で麦芽独特の色や香りの特徴が決まっていきます。それから、糖化によって麦芽のでんぷんを糖に変え、その麦汁をろ過して、ビールの苦味や香りをつくるホップの添加と煮沸を行います。冷却した麦汁に酵母を加えて発酵させると若ビールとなり、その後、1ヶ月程の熟成によってまろやかさを生み出したり、炭酸ガスの調整などを行います。最後にビール酵母と混濁物質をろ過で取り除くとビールが完成します。