主役は熱処理ビール
無菌ろ過システム
ビールの流れを変えた「サッポロびん生」
樽生ビールはサッポロライオンなどビヤホールでの実績があり、生はサッポロがうまい、との評判を得ていました。当社では競争関係で優位にある生ビールを全面に打ち出すことを決定。1977(昭和52)年4月、「サッポロびん生」を全国発売しました。営業活動に際しては、生ビールは夏の飲み物だ、との常識をいかに覆すかが課題でした。びん生は一年中おいしく味わえる商品であることを訴求。びん生発売前年では生ビール比率が9%でしたが、発売以降は13%まで伸張しました。サッポロびん生は、本格的な生ビール時代の幕開けを告げる商品だったのです。