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1901(明治34)年2月、恵比寿ビールの輸送で新しい展開がありました。日本鉄道が日本麦酒の要請を受け入れ、ビール専用の貨物駅「恵比寿停車場」を開設したのです。その後、醸造場の周辺の人口も増加したことから、1906年10月には渋谷駅寄りの場所に、現在のJR「恵比寿駅」が開業しました。 そして1928(昭和3)年1月、渋谷町下渋谷の伊達跡など周辺の地名が、恵比寿通1丁目・2丁目と改称されました。一企業の商品名が駅名となり、ひいては地名の起源になった極めて珍しい事例です。
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